“古くは紀元前から守りぬかれたアフガニスタンの秘宝のひとつひとつが訴えてくるものは、大量生産製品のそれとは対極的な何かであり、圧倒的な存在感、力にみなぎっていた。そこで、プリツカー賞も受賞したオーストラリアの著名建築家であるグレン・マーカットのこの言葉を思い出した。「人生とはすべてを最大にすることではない」。そして、「この時代の最も大きな問題の一つは、迅速な作業を可能にする道具を作り出したことだ。だが迅速さや繰り返しでは、正しい答えにたどり着かない。知覚によって正しい答えが得られるのだ」。そう、アフガニスタンの秘宝は、確かに僕の知覚を大きく揺さぶった”

ソトコト2016年8月号「テクノロジーは、人間をどこへつれていくのか」は、東京国立博物館で日本初公開となった特別展「黄金のアフガニスタンー守りぬかれたシルクロードの秘宝—」からのインスパイアを綴っています。

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