6月26日、自身が創業、社長を務めるグランドデザイン株式会社の増資、運営するショッピングモールアプリ「Gotcha!mall」のASEAN進出のニュースリリースを行いました。
「Gotcha!mall」の狙い、目指すところはまた別の機会にお伝えしたいと思いますが、ショッピングの新しいカタチのマーケットプレイスを志向しています。国内はもとより、海外のウエイトを高めるべく準備を進めています(その一環が以下のトランスコスモス社との資本業務提携)。
そして、TechCrunchの記事でも触れられている通り、僕にとってはこれが2社目のベンチャー創業になります。
1社目はグランドデザイン&カンパニー株式会社。2004年に創業、様々なデジタルマーケティング事業を展開し、10年目の節目に東証マザーズに上場する株式会社オークファンとM&Aによる統合。中立的な立場の国内最大級、唯一のオークション、ショッピングの比較、検索サイト「オークファン」を運営する同社は、独自に大量のデータを保有しており、それまでに我々が培ってきたデジタルマーケティングの知見と融合することで今後様々な発展が見込め、その可能性にお互いが賭けようという思いで一緒になりました。創業してからの10年、本当にかけがえのない経験を積ませてもらいました。
そして今回創業した2社目がグランドデザイン株式会社。"&カンパニー"がとれただけで、1社目と社名がほとんど一緒なので紛らわしいかもしれませんが、「デジタルで世の中のグランドデザインを描く」という1社目の創業時からの理念を踏襲したく、「グランドデザイン」にこだわりました。
いわゆるシリアルアントレプレナーということになるのでしょうが、アントレプレナー気質はどうにも収まるどころがないようで、むしろどんどん膨張しています。
2004年当初とは、デジタルとそれを取り巻く社会も、ベンチャーの環境も、大きく変化しました。「デジタルで世の中のグランドデザインを描く」ことの意義やチャンスは、失せるどころか、増す一方です。だからこそ、まだまだグランドデザインを描き続けたいと思うのです。