自分が生まれた日の新聞を読んでみると、ニュースもテレビ欄を埋め尽くしている情報も、何から何までノスタルジックの極みであり、絶妙なタイムスリップ感に陥る。
その時あたらしかったものは、いまとなってはよく言えばレトロ、見方を変えれば微笑ましいくらいに古臭い。

出稿されている広告なんかも、クリエイティブ含めてその時代をよく現しているわけだが、当時の等身大も現在においてはシュールさすら漂う。

劇的な環境変化を定点観測する術として、古い新聞を遡ってみることは実に面白く、たまにやってみると思わずハマる。

人間は、古いものの上に新しいものを重ねてはそれをひたすら繰り返して生きている。とにかくそれをひたすら繰り返す。新しいものはやがて古くなり、古いものはさらに古くなる。その当たり前の積み重ねのさまを、思いっきり味わえる。

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