先日、東京藝術大学社会連携センターでの「地方創生と日本文化の発酵Ⅰ」という会合に参加した。お招きいただいた東京藝術大学社会連携副センター長の伊藤順二氏、東京大学教授・建築家の隈研吾氏、各地域で特徴ある街づくりに挑戦している5市長との話は、従来的な地方創生に収まらない。芸術や文化からのアプローチの色彩が強く、その結果として多くのブレイクスルーがあった。経済的側面からだけではなく、芸術や文化による地域再生のアプローチの中にこそ、未来への道筋が見出せるような気がした。