仮想と現実を往来しながら、自分の思考、感情を観察する。
じっくり客観視して何が見えてくるか。
デジタルアートはアートをどこへ動かそうとしているのか。
これまでのアートと違う何になろうとしているのか。
テクノロジーによって奪われた「間」は、テクノロジーによって取り戻す。
再生した自分のゆとりを、何に充てよう。
自動、無人化するためのテクノロジーが支える無人で成り立つ社会。
人間からみる「無人社会」と地球からみる「無人社会」。
みる観点それぞれで変わる「無人社会」の意味。
もしも、天草四郎が人工知能で現代に蘇ったとしたら。
人間は安定を脅かす創造を嫌う性質を持つとの研究結果もあるように、変化を恐れる生き物である。その人間が「見えないものを見る力」を持つ意味とは。