2014年9月に拙書「デジタルは人間を奪うのか」が発刊されて以降、大学入試、各種教材と、随分たくさんの試験や図書に引用いただいたのですが、直近でも数件まとめて新たな引用がありました(試験においてはその性質上、毎度事後の通知となります)。
そこで、筆者として100点をとれるだろうかと問題を解いてみた訳ですが(一応無事にとれました)、思考して書くということ、それを「筆者がこのように述べるのはなぜか」と第三者によって(筆者に確認することなく)設問化されて問われること、その両方を筆者及び解答者(同一人物)として俯瞰してみると、とてもユニークな感覚に至ります。
テクノロジーの進化は、今日は不可能なことを明日にはあっさり可能にしてしまう。
今月のソトコト連載「テクノロジーは、人間をどこへつれていくのか」では、そんなお話をしています。
この原稿を書いていたのは2ヶ月ほど前ですが、「人工知能は難攻不落の囲碁の世界でも席巻する」と述べてた矢先、囲碁AI「AlphaGo」が韓国の李九段との5番勝負において4勝1敗で勝ち越しました。まさに、今日は不可能なことを明日にはあっさり可能にしてしまったわけです。
目下、アジア全域の生活者と店舗をつなぐプラットフォームづくりに励んでいます。
12年前に初めてのベンチャー企業を創業したときも、モバイルによって人と人、人とモノ、そしてモノとモノをつなぐ可能性にチャレンジしたいという思いがありました。
それからモバイルは進化を続け、スマートフォンが世界中でインフラとなり、そのスマートフォンにはまだまだ「つなげる力」の開拓余地があります。
その「つなげる力」にかけた、新しいチャレンジです。
ソウルオリンピック100m背泳ぎ金メダリストで、初代スポーツ庁長官の鈴木大地さんと、スポーツ×テクノロジーにまつわる対談。2020年の東京突き抜けて、100年後のオリンピック・パラリンピックに至るまでのお話を繰り広げています。
スポーツそして健康に、テクノロジーはどのように寄与できるのでしょうか。