月刊「ソトコト」連載、「テクノロジーは、人間をどこへつれていくのか」。
2016年2月号は「左脳と右脳の視点」。
"人工知能の進化は人類の終焉を意味する"ようにならないための一考察。
脳外科医として活躍する篠浦伸禎氏、政治学者の曽根泰教氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)との「人工知能」をテーマとした座談会の後編のメインテーマは、人工知能は政治をどう変えるか。
サンデー毎日 2015年12月20日号 “「脳」を鍛えて人を動かす!” にて、脳科学と人工知能に関する話をしています。
脳外科医として活躍する篠浦伸禎氏、政治学者の曽根泰教氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)と、「政治リーダーに求められる脳」「人工知能」をテーマに2号に分けての座談会。政治、歴史、様々な現象を脳科学の観点で考察しています。
右脳・左脳、それぞれに存在する二次元と三次元、それと人工知能の対比、社会を形成する要素など。異種3人がゆえに、随分と立体的な議論になりました。
月刊「ソトコト」連載、「テクノロジーは、人間をどこへつれていくのか」。
本日発売の2016年1月号は「自らの身体性」について。
テクノロジー社会における、人間の身体性に関する考察です。
「情熱大陸」2015年11月22日放送分は、火山学者の鎌田浩毅(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)さんの回。拙書「デジタルは人間を奪うのか」(講談社現代新書)の書評を雑誌「プレジデント」に書いていただいたことが、鎌田先生との出会いのきっかけでした。数多の書籍で埋めつくされる書店でたまたま拙書を手に取られて書評を書くに至った話を聞き、まさにセレンディピティーを感じました。何しろ、火山学者という全く他分野の専門家であるにもかかわらず、人間とテクノロジーの未来について論じた拙書の核心を見事に突かれていたのです。
それから意気投合し、「火山・地球科学とテクノロジー」をテーマに、各種メディアで3本の対談をさせていただきました。鎌田先生とのコラボレーションは、異種混合だからこそ生み出される発見、気づきがたくさんあり、生涯に渡ってそれを継続していきたいと思えるお一人です。視点、思考、価値観、人柄。そのいずれもにおいて、シンパシーを感じられる鎌田先生。
「情熱大陸」の放送では僕との対談誌が登場しましたが、実はお蔵入りになった先生との公私に渡る対話映像がたっぷりあります(7時間分位の映像はあると思いますが、23分に凝縮して番組を作る情熱大陸の編集の御苦労を目の当たりにしました)。「情熱大陸」で撮影した未公開映像の中には、今後、鎌田先生と共にしていきたいプロジェクト話も含まれており、それを別の場所で可視化したいと思います。
地球科学の視点でテクノロジー、そして人間や社会について考えると様々な本質が見えてきます。
その点でも、鎌田先生とのコラボレーションはライフワークとなりそうです。
天皇陛下の執刀医であり、“神の手”と称される心臓外科医の天野篤教授と、医療とテクノロジーのいまと未来を語り合っています。
将来、“神の手”を持つロボット外科医は現れるのでしょうか。
もはやインターネットは標準インフラとなり、人工知能、ロボット、IoT(Internet of Things)など、次のテクノロジー社会へ着々とギアチェンジしている。そのギアチェンジは、われわれの生活や仕事はさることながら、人間の価値観や生き方そのものを大きく揺さぶることになるだろう。
そこで重要となるのは、「教育のギアチェンジ」であると考えている。人間がテクノロジーを発展させ、そのテクノロジーの影響を受けるのも人間である。だからこそ、人間が新たなテクノロジーとどのように対峙していくかが鍵であり、その鍵を握るのが教育だと確信しているからだ。